生物調査


 

自然環境を保全するには、対象地域にどんな動植物が生息・生育しているかを把握するための生物調査を実施する必要があります。そのうえで保全計画を立案し、保全対策を実施し、その効果を測定・評価していくことになります。効果測定においては継続的に生物調査を実施していく必要があります。当技術士事務所で実施している生物調査を以下に示します。

ドローン空撮による植生図作成


調査地域の上空にドローンを飛行させ、撮影した写真より地理情報システムを用いて植生図を作成します。飛行場所・飛行条件に応じて国土交通省の「無人航空機の飛行に係る許可書」を取得します。

赤外線カメラによる哺乳類等の写真撮影


調査場所の樹木等にセンサー付き赤外線カメラを設置し、カメラの前を通過する哺乳類等を自動撮影します。

リモート赤外線カメラによる巣箱内の動画撮影


巣箱の天井裏に赤外線カメラを設置し、撮影した巣箱内の様子の画像をWiFi、ルーター経由でインターネット配信します。パソコンやスマホを利用して遠隔地から巣箱内の野鳥の営巣状況を観察することができます。

ラインセンサス法による生物調査


調査地域の決められたコースを歩き、確認された動植物の種名、数、行動などを記録していきます。

実績例


・東京都内の大規模公園におけるドローン空撮および水生植物植生図作成
・愛知県内の湖沼におけるドローン空撮
・大手コンピュータメーカの静岡県内工場敷地の生物調査